ロサンゼルスの客
アメリカ人との会話。
(M…男性客 I…私)
I “May I ask you a question ?”
質問してもいいですか。
M “OK.”
いいよ。
I “Did you come from North America? ”
北アメリカからきたのですか。
M “Yes , Los Angeles.”
ロサンゼルスからだよ。
I “It is a good place.”
いいところですね。
M “Thank’s . Have you been there?”
ありがとう。あなたは行ったことがありますか。
I “No, I have not.”
いいえありません。
“But I heard the climate is warm and it is easy to live there.”
だけど、気候も暖かくてとても住みやすいところと聞いています。
“ And Disneyland resort will be in it.”
それにディズニーランド・リゾートがある。
M “Thank you very much, I am glad”
ありがとう。うれしいよ。
■
午後2時ころ、新宿駅東口で30代のアジア系の男性客を乗せた。
一応英語で聞く。
I “Where to please ?”
どちらへ行きますか。
G 「とうきょうとう」
I 「ここは東京都ですが」
G 「???」
I “Can you speak English ?”
英語しゃべれますか。
G “ No ”
いいえ。
日本語で聞く。
I 「どちらから来たのですか」
G 「チャイナ」
I 「 ようこそ日本へ、その場所の住所を書いたものを持っていますか」
出された紙には「東京塔」と書かれていた。なるほどと思いながら、
I 「東京タワーですね」
G “Yes ! ”
はい。
そのまま東京タワーに向かい、途中に飴やチョコレートを差出し雰囲気はなごんだが、やっぱり話が通じないのはけっこう大変でした。
パラオの信号機
午後1時ごろ千駄ヶ谷駅から渋谷まで30歳くらいの日本人の女性を乗せた。仕事の関係で半年前までパラオに約1年住んでいたらしい。
(G…女性客 I…私)
I 「なにか面白い話はありませんか?」
G 「パラオは右走行ですが、日本の中古車が多くほとんど右ハンドルで右走行なの、 あと酒気帯び運転も多いですね」(笑)
I 「ええ、ちょっとすごいですね」(笑)
G 「あと、渋滞が多くって信号機が10年くらい前に国に1つできたのですが、みんな 以上に止まろうと意識してかええって渋滞がひどくなり、取り外されたという話を 聞きました」
I 「免許は必要なの」
G 「一応あります。どんな試験かは分からないけど…」
I 「面白そう」と言った私でした。
■
夜7時ころ外国人の男性3人を乗せた。助手席に1人後部座席に2人。
助手席の客に聞いた。
(I…私 G…助手席の男性の客)
I “Please fasten your seat belt.”
シートベルトを締めてください。
I “Where to please ?”
どちらへ行きますか。
G “…ろ・ぽ・ん・ぎ…ろく…こ・こ…”
六本木と言っているようだが分からない。六本木ならきっとビルだろうと
思い質問する。
I “What is the name of the building which you want to go ?”
こあなたが行きたいビルの名前は何ですか。
G “…ビル…コーナー…”
何を言っているのかさっぱり分からない。
自分は客が英語をしゃべっていると思っていたが、違う国の言葉か?
出身の国をたずねる。
I “Where do you come from?”
どちらから来たのですか。
G “…板橋本町…”
絶句。言葉がでない…とにかく六本木の6丁目交差点に行こうと六本木通りを赤坂に向かい進行。
交差点近くで、ストップの大きな声で停車。
I “ Have a nice day! And good luck(グーラックゥ)”
楽しい一日を。そして、幸運を。
G “Too you.”
君もね。
今考えると パニクッて“ Where are you from ?”(出身地はどこですか)の言葉が出てこなかった。